完成した茶葉

about

100%自社茶葉

深緑茶房のお茶はすべて自社の茶園で採れた茶葉を使用しています。自社茶葉の最大の特徴は、やはり、一年を通して茶の木の成長を見守ることができ、品質に自信をもった茶葉だけをお客様へお届けできる点だと思います。豊かな自然環境のもとでも、元気な茶園、そうでない茶園は存在し、人の目を通して、生育状態に応じた対策を考えます。手塩にかけて育てた茶葉を最良の状態でお客様にお届けできることは、生産者の一番の喜びであり、一年に一回しかない新茶のシーズンは最も緊張する時期でもあります。

生産部のメンバー

土づくりから
お手元まで

深緑茶房は6次産業に取り組んでいます。6次産業(ろくじさんぎょう)とは、農業や水産業などの1次産業が食品加工・流通販売にも業務展開している経営形態のことです。商品がお客様の手元に届くまで自社で一貫して行えるので、美味しさの追求・安心安全のお茶づくりに責任を持って取り組むことができます。土づくりからお茶摘み、加工の工程、販売に至るまで、こだわりの様子をぜひのぞいてみてください~。

生産現場

お茶の生産

(一次産業)

私たちは、茶園の規模拡大を進める一方で、自然はもちろん、人にもやさしい農業を展開していきたいと考えています。

安心・安全・信頼の
お茶づくり

三重県松阪市飯南町の茶園面積180haのうち、30haの茶園を深緑茶房が管理しています。高齢者問題やお茶の価格の低迷により、これからもますます農業離れが進んでいくと思われますが、先人達が残してくれた多くの自然、そして技術を守り続けていきたいと思っています。

茶畑
あわてず、じっくりと
土づくり
土づくりはお茶づくりでも大事です。私たちの土づくりは土壌に有機物を投入し、自然界の持つ力、微生物の力を借りてお茶の寝床である「土壌」レベルからしっかりと育てていきます。
ASIAGAP
生産管理の国際基準
ASIAGAP取得
平成24年にJGAP認定取得し、現在はASIAGAPを取得しています。生産管理の徹底、肥料、農薬、工場設備、資材など畑から製品化を一本化しデータ管理を行いながら、安全なお茶づくりを実践しています。
農作業の機械
機械化でコスト削減や
後継者育成
農作業の機械化は作業の効率化やコスト削減だけでなく環境の改善や後継者の育成にも繋がります。しかしどうしても機械ではできないところもあります。人の手、人の目で行う作業も合わせて行っています。

大切にしていること

綺麗な茶葉
「茶畑のゴミ拾い」
お茶の摘み取り前には、枯れ葉や枝を人の手で取り除く「茶畑のゴミ拾い」をします。一緒に加工してしまうとお茶の味を損ねる可能性があるためです。機械では出来ない部分については手作業で行っています。
新茶の芽を観察する様子
「お茶の摘み取り日」
お茶は成長が早いので摘み取り日が1日ずれるだけで品質が変わってしまいます。最終的にはデータよりも「人の目」で確認して決めます。毎日畑に行って、お茶の芽を見ながら最適なタイミングを計っています。

加工現場

お茶の加工

(二次産業)

深緑茶房の特徴はお茶の種類によって、それぞれの作り方が違うところです。「3つのつくる」から出来上がった茶葉の組み合わせをかえることにより、沢山の種類のオリジナルのお茶が作られています。

深緑茶房の強みは
「3つのつくる」

①栽培

覆いをしたもの、しないもの。

②製茶加工

浅く蒸す、深く蒸す。揉みこむ、揉みこまない。

③焙煎加工

浅煎り、中煎り、深煎り。

①栽培
覆いをしたもの、しないもの。

②製茶加工
浅く蒸す、深く蒸す。揉みこむ、揉みこまない。

③焙煎加工
浅煎り、中煎り、深煎り。

茶畑に覆いをしている様子

適した茶葉を厳選

お茶の種類は沢山ありますが、それぞれのお茶に適した茶葉を厳選します。新茶時期に製茶工場において、毎日出来上がってくる茶葉を見極め、どの種類にどの茶葉を使用するかを決めて仕入れます。

工場内の茶葉の様子

茶葉をべっぴんにする

製茶工場からできた「荒茶」は、南勢茶センターにてべっぴんにします。硬い茎が白くなったもの「かりがね」、吹けば飛ぶような「細粉」、大きな葉っぱ「あたま」などを除去します。

香と味を直接嗅ぐ様子

焙煎

「本日は晴天なりー」湿度の低い晴れの日を狙って焙煎作業をします。はじめての茶葉を焙煎するときは徐々に温度を上げていき、どこまで火入れができるかを確認します。100℃、105℃、110℃、115℃・・・その都度、香と味を直接嗅ぐこと、次にお湯で抽出して同じように吟味します。また2種類の茶葉をブレンドする時はとても慎重に行います。例えば「浅蒸し」と「深蒸し」をブレンドするときは、グラム単位で組合せを試験し、ここぞという割合を探していきます。できあがった茶葉は真空窒素詰めをして、大切に冷蔵庫で保管します。


販売現場

お茶の販売

(三次産業)

深緑茶房には日本茶インストラクター、日本茶アドバイザーがおり、お茶教室は県庁や松阪庁舎、学校、老人ホーム、職場へと出向きます。また、毎年地元中学・高校生の職業体験を受け入れています。

地元の特産を
たくさんの人に
知ってもらいたい

三重県が提唱する「地産地消」モットーに、色々な活動を通してまずは地域の人たちや県民の皆さんに、もっともっと「伊勢茶」の良さを知っていただくことが大切だと考えています。そして生産者の思いや考えをしっかりとお伝えし、本当の意味での地域ブランドとなることが今の私たちの目標です。地域の人たちに自慢していただける深緑茶房であることが、全国の皆さんに安心して飲んでいただける「はじめの一歩」だと考えます。

お茶商品の写真
通販で、全国に
店舗販売のほか、ネット通販や電話・FAXでもお茶の販売を行っております。ホームページも一店舗として、情報の発信とセキュリティ対策を充実させて、お客様が快適にお買いものができるように努めてまいります。
※当店はキャッシュレス・消費者還元事業の加盟店です。(2020年6月30日まで)
店内の写真
店舗で、楽しむ
どの直営店舗でも試飲ができ、本店と名古屋店ではカフェも併設されています。お茶選びのお手伝いができるよう、入社一年目の社員はお茶検定を受験する取り組みを行なっています。
カフェでお客様と話す写真
お客様とお店の懸け橋
お客様のリクエスト「こんなお茶が欲しい」を生産部へ伝えたり、生産部から「こんなお茶が出来た」という報告が入ったらパッケージを考えたりと、各部門と連携を取りながらお店の外と内を繋いでいます。

お茶が買える場所

本店、津支店、名古屋店

三重テラス、ベルファーム、まつさか交流物産館、豪商のまち松阪 観光交流センター、伊勢路テラス、三重県総合文化センター アートショップmikke でお買い求めいただけます。